通貨の『信用度』で為替が動きます。マイナー通貨を扱うFX会社もありますが、まずは主要通貨から始めましょう

第5話 FXでリスクがある国は?

(先生は財布の中から一枚の紙切れを取り出す)

突然だけど、太郎くん。この近所のスーパーのレシートに見えるこの紙は実は火星の地下帝国『フローレンス』で一億円の価値がある『フローレンス札』なのよ。
どうかしら、良ければ日本円の一億円と交換しない?

先生……いきなりどうしたのさ?そんな冗談言って?

5

・・・・・・ごめんなさい。いくら太郎くんでも流石に引っかからないわよね

お金って言うは発行している国の『信用』の上になり立っているわ

その『信用』というのはその国の政治情勢や治安、そして経済の状況等によって絶えず変動しているって言ったわよね。
信用できる国の通貨はみんなが欲しがるから、みんなが欲しくて『需要と供給』によって価値が上がる。
これは物と同じね!

逆に信用できない国の通貨はみんな欲しがらないわね。

さっき太郎くんが欲しがらなかった『フローレンス』の通貨は見た事も聞いたことも無い通貨だから『信用』が無い。
仮に火星に行って一億円の買い物ができるとしても、本当かわからないから交換してくれる人はいないでしょう?

もし、『円』の信用が無くなったら一万円はちり紙同然の価値になって逆に、原材料でアルミニウムでできている一円玉の方が高価になったりしかねないもの。

お金っていうのはその発行国の『信用』で成り立っているというのを覚えておいてね。